粘菌・きのこ・キャラメルの箱といえば・・・。
日中は少しずつ暑くなってきましたね・・・。
5月も半ばになり、初夏を感じさせる日も増えてきました。
それでも、急な雨や雷があり、大気の不安定さを感じています。
皆様も、お出かけをされる際には十分にご注意くださいね!
さて、本日5月18日は和歌山出身の博物学者、
故・南方熊楠の誕生日です。生誕145年。
本日のGoogleのトップ画像も、熊楠のきのこスケッチ。
一瞬読めなくて「なんだコレ?」と思いましたが。
看板博覧会の事務所のある田辺市は、熊楠が住んでいた土地。
田辺市だけでなく、お隣の白浜町には記念館などもあります。
スタッフSも小さいころ連れて行ってもらったような・・・そうでもないような?
ただ『キャラメルの箱』だけは鮮明に覚えているんですよね。
昭和天皇に粘菌の標本を献上するときに、桐の箱等の最高級の箱ではなく、
キャラメルの空き箱に入れて献上したというお話。
「キャラメルの空き箱に入れてって・・・いくらなんでも(笑)」と、
ちょっと笑っちゃうようなお話ですよね。
でも、昭和天皇も空き箱だからといって怒られたりはしなかったようです。
後に熊楠の名前を入れた詠をよまれたぐらいですから、
そのインパクトたるや・・・というところでしょうか。
熊楠の持つ逸話も面白いので、改めて本など読んでみようかな?と思いました。
皆さんも、自分の住んでいる土地に縁のある方を改めて知ってみるのも面白いかもしれないですよ。